26年度彩の国さいたま国際協力基金助成金助成対象事業報告
26年度彩の国さいたま国際協力基金助成金を受けて中古資機材国際協力事業と水道水濾過事業が27年3月31日をもって終了したことを報告致します。
1、中古資機材国際協力事業
児玉広域消防署から寄贈して頂いた救急車と指令車を乗せたコンテナが26年12月25日に横浜港を出港し27年2月末に無事セネガル共和国のダカール港に到着。3月コルダ州サレビギ村に寄贈し事業を終了しました。セネガルのサレビギ村はかなりの奥地にあり救急車は無く乗用車か馬車で病人を運んでいた為今回設備の整った救急車は非常に喜ばれ今後の人命救助に大いに役にたったと喜ばれ非常に成果の大きい事業となりました。
コルダ州サレビギィ村に救急車を届けました
水道水濾過装置設置事業
セネガルの水道水は砂や老朽化した水道管の錆など安心して飲める水ではない為アフリカに浄水器を製造した経験のある沖縄のメーカーからアフリカ向けの浄水器を4台依頼し1台はジュルベルの学校に、3台はチャロイの産婦人科と診療所に設置寄贈しました。 今回寄贈した学校は砂地にあり水道から砂の他に塩の成分も強く浄水器は子供達の健康に非常に役立ち病院に於いては身体の弱った人々や乳幼児の為になると大いに喜ばれました。セネガルではこのような学校や病院が多く次年度もこの事業を継続させたい
チャロイの病院
ジュルベルの学校(砂地で子供たちは勉強をしています)